スキンケアが原因で肌がかぶれた?
私は普段からスキンケアには気を使っています。
社会人になってからは仕事の関係でフルメイクをする機会が多かったので、毎日メイク汚れをきちんと落とす為にも、洗浄力の高いオイルクレンジングでメイクオフを行っていました。
20代の頃はとくに問題なかったのですが、30代以降になってからも若い頃と同じように洗顔やクレンジングを行っていたところ、頻繁に乾燥肌になって肌がカサカサとした状態になりやすくなってきたのです。
そして最近では、乾燥肌からくる痒みが起こるようになったので、つい肌をかいてしまったところ部分的にかぶれが起こってしまいました。
乾燥肌のかゆみの原因は?
乾燥肌のかゆみの原因って知っていますか?
どうして乾燥肌になるとかゆくなるのでしょう?
私も最初は知らなかったのですが、皮膚科のお医者さんに教えて頂きました。
まず乾燥すると、皮膚のバリア機能がなくなってしまいます。
皮膚のバリア機能がなくなると、皮膚が荒れてきます。
皮膚の表面が荒れた状態になると、皮膚は少しの刺激にも過敏となります。
こういう状態になると、かゆみを感じる神経が表皮の近くまで伸びてきてしまうのです。
この為、肌がかゆくなるのです。
肌がかぶれてもメイクはOK?
炎症を起こして肌がかぶれると、見た目も悪くなりますよね。
そういうお肌の状態だと、かぶれた肌の上からさらにメイクや日焼け止めなどを塗るのを躊躇してしまうことありませんか?
私はかぶれた肌の上からメイクや日焼け止めを、塗ってもいいのかどうか分からずに躊躇していましたので、お医者さんに聞いてみました。
かぶれた肌の上からでも、メイクや日焼け止めを塗るのは構わないですが、かぶれが酷くなるようでしたらメイクや日焼け止めを塗るのは控えましょう。
それより大事なことは、かぶれになる前の対処です。最初に痒みが出た時点で、適切な薬で対処をすることが大切です。
肌のかぶれの根本的な対処法
今までは、痒くなってから薬を塗って対処をすればいいと思っていましたが、それよりも根本的に、乾燥肌のかゆみ対策をすることが大切だということがわかりました。
乾燥肌のかゆみの根本的な解決をするには、保湿剤などを利用して、元の肌のコンディションを取り戻すことが一番大切だと知りました。
実際に、乾燥肌のかゆみからかぶれになった時、皮膚科で処方された抗ヒスタミン剤などを使用しましたが、劇的な効果を得ることは出来ませんでした。
しかし普段の生活習慣を見直して、食生活や適切なスキンケアを続けるうちにかぶれは治まり、肌の炎症もだいぶ落ち着いてきました。
保湿のスキンケアを行う際には、できるだけ肌に刺激を与えない様に、アルコールなどが含まれない低刺激の物を利用することが大切です。
保湿のスキンケアを行うと、肌に膜を張るので肌のバリア機能を補って、外部からの刺激から皮膚を守ることが出来るようになります
それから洗顔やクレンジングを行う際に気をつけているのは、ゴシゴシ顔をこすって汚れを落とすのではなく、洗顔ならよく泡立てて、クレンジングは撫でるように丁寧に汚れを落とす方法です。
要は、肌への刺激をできるだけ与えないようにすることですね。
それとすすぎは、熱いお湯ではなくぬるま湯で行うことも大切ですよ。
ちょっと気をつけて日常生活を見直すだけでも、乾燥肌によるかゆみの対策になるのですね。
毎日のお肌のお手入れ、頑張りましょう!