幼児の肌は実は乾燥しやすいのです。
見た目がサラサラでモチモチしているから潤っているのではないかと、何のケアもしていない方はいないでしょうか。
乾燥は赤みやかゆみの原因となって、ぐずりや寝つきが悪くなる原因となりますので今日からすぐに保湿ケアを始めたほうがよいでしょう。
幼児の肌は皮膚を刺激から守る皮脂を分泌する皮脂腺がまだ未熟なので、少しの刺激でもすぐにトラブルにつながる可能性が高いのです。
皮脂腺は中学生頃まで未熟ですので、ぜひ保護者の方が積極的に保湿ケアをしてあげてください。
肌は常に清潔に保つことが重要で、なるべく香料と添加物が少ない商品を選ぶとよいでしょう。
固形石鹸の場合はしっかりと泡立ててから使用しなければ、石鹸のつけすぎが肌への刺激になってしまいます。
ボディソープは泡立てたら手で優しく撫でるように洗います。
タオルを使用する場合は、柔らかな綿のタオルなどで肌への負担を減らします。
決してゴシゴシ洗うことはないようにしてください。脇やひざの裏、顎の下はくびれているので汗よごれがあるので忘れずに洗いましょう。
湯船は38から40度を目安にして、熱いお湯で保湿成分が流れていってしまうのを防いでください。長時間浸かると乾燥肌になりやすくなりますので注意が必要です。
ドラッグストアでよく見かけるプロペトやワセリンは、皮膚科に行かなくても不純物が入っていないので安心して使用できます。
プロペトの方がより純度が高く、しっかりと塗り込めばサラサラとした感触になります。
HPクリームは、ガサガサした酷い乾燥に良く、乳児湿疹にもオススメです。
お風呂上がりに気軽に塗れる毎日使い用には、ジョンソンベビーローションやベビーオイルが安価で手に入れることができますので、続けやすいでしょう。
ニベアの青い缶クリームは家族で使えるので一つもっていれば、家族みんなで乾燥対策ができます。
アトピタベビーローションは伸びが良く塗りやすいのが特徴です。
安全で保湿成分が高いセラミド、ヒアルロン酸やミツロウが入ったクリームかどうか、また添加物が多く入っていないか、パッケージの確認を行ってから購入しましょう。