子供の乾燥肌で悩んでいる親御さんは多いでしょう。
子供の肌はとても薄くデリケートなため、気温や日差しなどの影響を受けやすいのです。
乾燥が原因でかゆみが出たり、湿疹やアトピーの症状も強く出ることがあります。
とくにかゆみは我慢できずに、無意識にかいてしまうものです。
かきこすと悪化してしまうので、早めの対処が大切になってきます。
毎日のお手入れで予防することが可能ですが、ひどい時は薬を使うのも即効性があります。
子供につける薬なので、やはり子供専用のものがオススメです。
かるいかゆみなら、ステロイドの入っていないクリームタイプがよいです。
かゆみの他に虫刺され・かぶれ・湿疹など、肌の総合的なトラブルに対応している皮膚炎の薬を使ってみてください。
メーカーによって違いますが、できるだけテクスチャーのやわらかいものが伸びが良くてつけやすいです。
スーッとする成分が入っていると気持ち良く感じることもありますが、逆にしみる場合もあるため避けた方が無難です。
HPクリームも最近注目を浴びています。HPクリームは、ヘパリン類似物質という成分を含んでいます。
この成分は、病院で処方される治療薬ヒルロイドと同じ成分を含んでいるのです。
肌によいとされ一時期話題になったヒルロイドは、知っている人も多いでしょう。
保湿をしてくれるだけでなく、抗炎症作用や血行促進作用を持つため、皮膚を正常な状態へ導きます。
ヒルロイドは処方箋がないと手に入りませんが、HPクリームならドラッグストアで購入できるので手軽に使えるのです。
乾燥に効果的で、アトピーや湿疹などでガサガサしてしまう時にも向いています。
子供の塗り薬は軟膏やクリーム、ローションなどのタイプがありますが、形状が違っても成分は同じです。
使いやすさや季節に合わせて使い分けると、快適に改善へ近づけるでしょう。
病院へ行って薬を処方してもらうのもよいですが、一つ常備しておくといざという時に安心できます。