乾燥肌のかゆみを感じたときは、皮膚疾患用の軟膏で治療していくのが一般的です。
正常肌のときのスキンケアは化粧水や美容液、クリームなどを使用していればOKですが、すでに肌トラブルが発生している場合は医薬品を使用するのが好ましいです。
皮膚科では飲み薬を処方してくれることもあり、身体の内側から解消していくことができます。
軟膏はドラッグストアや薬局で販売されていますが、飲み薬は基本的に医療機関で処方を受けることになります。
乾燥肌に由来するかゆみや湿疹を解消する作用があるので、正しい用法・用量で服用してください。
ただ飲み薬だけで対処するのは難しいケースがあり、やはり外側から直接保湿していく対策が効果的です。
塗り薬で保湿をして炎症を抑制する対策が役立つので、朝と夜にしっかりと塗ってください。
とくに入浴後は肌が乾燥しやすいので、塗り薬と使用するタイミングとして適しています。
乾燥肌に由来するかゆみを解消するためには、第一に乾燥肌を解消していく必要があるわけです。
乾燥肌の原因は外的刺激のほかに、内側に存在することもあります。
たとえば水分や油分の摂取が少ないと、肌が乾燥しやすいので注意してください。
肌に潤いを与えるためには外側からの保湿が必須ですが、同時に内側からも変えていく必要があるわけです。
飲み薬を服用している方は、食生活の改善もしていきましょう。
たとえば過度のダイエットをして脂肪制限をしていると、皮脂不足によってかゆみが発生しやすくなります。
皮脂はニキビの原因になるとして悪者扱いされることが多いですが、肌の水分蒸発を防ぐという役割があります。
季節を問わずに肌が乾燥するという人は、身体の内側に原因がないか考えてみましょう。
とくに過度のダイエットや食事制限をしている人は、皮脂減少を招く可能性があります。
体脂肪は肥満の原因になりますが、最低限の脂肪は人間の身体に必要です。
そもそも脂肪という栄養素は、三大栄養素の一つに含まれているのです。